2021.02.26(金)
地震への備え
東日本大震災からもうすぐ10年。
ニュースなどでも復興の様子や地震への備えについて報道されていますね。
地震だけでなく、台風や水害などの自然災害も多くあるので、
日ごろから備えをしなくてはと改めて思いました。
さて、2000年以降に建てられた建物だと、
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により
耐震等級というもので地震に対する強さが表されています。
耐震等級1が建築基準法で決められている最低限の強さで
震度6強~7の地震で即倒壊にはならない強度。
耐震等級2は、1の1.25倍の強さ
耐震等級3は1の1.5倍の強さです。
では古い建物はというと、耐震診断を行い評点というものをつけます。
現在の建築基準法で決められている最低限の強さを1.0とした場合、
その家がどのくらいの強さがあるかの点数です。
ちなみに、旧耐震基準で1980年に建てられた長楽寺のモデルハウスは、
0.22という評点でしたが、補強を行い1.01に引き上げています。
耐震診断や改修を検討されている方は、
各自治体で耐震診断や耐震改修にかかる費用の補助がありますので、
お住まいの自治体のホームページなどで調べてみてください。
また、木造住宅の地震のリスクについては、
名古屋大学・名古屋工業大学の研究室が監修している
耐震リフォーム支援ツール で、
住所と築年数を入力すると、各評点とリスクの関係をチェックすることができます。
ご参考にしてみてください。